【北海道 東川町】旭川圏の中高生を主な対象として、自分の目的意識を見つけるための場「LIPフェス」を開催

北海道「写真の町」東川町は、9月2日(土)・3日(日)の2日間で、旭川一帯の中高生(及び保護者の方)や大学生を主な対象としつつ、教員や地域住民を巻き込んで、対話と内省を通して自分の目的意識を見つける場「LIP(リップ)フェス」を開催いたします。

企画趣旨と想い

「なぜ勉強するのか?」「なぜ働くのか?」「自分は何を実現したいのか?」そういった問いの先に自分なりの幸せを見つけていくことは誰にとっても簡単なことではありません。
LIPフェスのLIPとは「Learning Inter-Person」。人と人が交わって、互いに自分の「なぜ?」に向き合う学び合いの場です。自分なりの目的意識を持って活動しているたくさんの人の話をきっかけに、自分の内なる目的意識を探す2日間として、新しい学びのイベントをスタートさせることになりました。
これからより広い世界に出ていく中高生の皆さんはもちろん、大学や専門学校で社会に出る準備をしている学生の皆さん、そして彼らを見守りつつ、自らもより良く生きていく当事者である教員や保護者の皆さんにとっても、「自分の目的意識に出会う日」となることを願っています。

開催概要

日程:2023年9月2日(土)・3日(日)
時間:10時〜17時
会場:東川町 複合交流施設 せんとぴゅあⅠ・Ⅱ
参加費:無料
対象:旭川一帯の中高生・大学生を主な対象としていますが、保護者や教職員、地域にお住まいの方などすべての方にご参加いただけるイベントです
内容:
①教育分野の著名人による基調講演
②様々な職業・職種の社会人による仕事や生き方に関する座談会
③大学生による学業や自主活動の成果発表
④地元の事業者や企業による会社紹介
⑤教職員の方に向けたワークショップ   など

主催:東川町 教育委員会
協力:株式会社リクルート(東川町オフィシャルパートナー)

東川町の「人づくりビジョンについて」

東川町は、人を望ましい姿に育て上げていく「教育」とそれぞれの人が自分らしい成長を遂げていく「学び」のバランスを取ることで、「自分の幸せを見つけられる、まちと人づくり」というビジョンの実現を目指しています。
そのビジョンに基づき、自分達の地域の未来の担い手を地域ぐるみで育てていく体制を整備する「人づくりプロジェクト」に取り組んでおり、以下の活動を展開しています。

①教育の内製化:公設塾の設置を通して、東川町内で高校生の受験勉強と日常的な学習支援を行える体制を整備しています。(年度内を目処に対象を中学生にも拡張予定)
②学び機会の拡充:町内の学び機会を整理し、必要な人に適切に情報を届けていく体制を整備していきます。また、町内唯一の高等学校である東川高校の探求授業の充実を支援しています。
③継続的な関わり合いの実現:進学や就職で町を離れる大学生や若手社会人に対して、離れていても町と関わり続けることができる仕組みや機会の創出に取り組んでいます。
④働きがいのある職場の創出:社員の個性が活かされ働きがいのある職場を増やしていくために、町や周辺地域の企業の採用や組織開発支援に取り組んでいきます。

なお、今回のLIPフェスはこれらの取り組みを横断して、町に関わるすべての人に対して学びの機会を提供するために東川町が主催するイベントです。ビジョンやプロジェクトの詳細、及び一緒に取り組みを推進してくださる地域企業や周辺自治体の皆様からのお問合せをお待ちしております。

本事業に興味がある・取り組みを一緒に推進いただけるみなさま、以下連絡先へご連絡ください。

東川町教育委員会 学校教育課内 LIPフェス事務局
TEL 0166-82-2111(代)
MAIL kyouiku@town.higashikawa.lg.jp

組織づくりや教育のプロが伝える、注目の2つの基調講演

1.熊平美香さんによる基調講演

熊平美香氏プロフィール

ハーバード大学経営大学院修士課程修了。日本マクドナルド創立者藤田氏の元で、新規事業の立ち上げに携わる。昭和女子大学キャリアカレッジ学院長として、女性の社会での活躍や企業の働き方改革を支援する。一般社団法人21世紀学び研究所ではリフレクションの普及、一般財団法人クマヒラセキュリティ財団ではシチズンシップ教育に取り組む。子どもの貧困問題の解決に挑戦するLearning For All、社会起業家を育むASHOKA等のNPO活動にも参画。文部科学省中央教育審議会委員、経済産業省『未来の教室』とEdTech研究会委員などを務める。
著書に「リフレクション 自己とチームの成長を加速する内省の技術」「ダイアローグ 対話の技術」等がある。

2.久田光政さんによる基調講演

久田 光政氏プロフィール

1979年東海高校就職。2022年東海高校定年退職。国語科。 在職中は演劇部(カヅラカタ歌劇団)顧問、東海高校サタデープログラム(土曜市民公開講座)顧問。 NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンター理事長、国際NGO Aichi Volunteer Crew for the People of the Fourth World代表を務める。 2004年「独自性に富む多彩な体験型教育」で第36回中日教育賞受賞。

大学生や社会人によるフェス形式の様々な座談会

9月2日・3日ともに、午前11時から午後5時までの間、複数の教室で座談会が開催されます。参加者の方は自由に好きな会に参加いただくことができます。ぜひたくさんの登壇者の話を聞き、そこに集まった人たちと感じたことを共有してください。

<社会人登壇者> ※現在調整中

観光業(ホテル・民宿・ガイド・農園・CAなど)
製造業(木工・陶芸・炭・大工など)
農業牧畜(米・野菜・ハーブ類・養豚など)
食品製造業(酒類・パン・菓子・豆腐など)
飲食店
介護・福祉・医療関連
士業関連(行政書士・弁護士・医師・設計士など)
スポーツ関連(バスケ・バレー・野球・サッカーなど)
マスコミ(広告・雑誌・文芸など)
美容関連(美容師・エステ・リラク・メイクなど)
学術系(教授・研究員など)
スタートアップ(起業・IT・プロダクト開発など)
大企業

<大学生登壇者> ※現在調整中

海外留学経験者
ビジネスコンテスト受賞者
地域創生活動実践者
学術・研究面での活躍者
スポーツの活躍者
ボランティア活動実践者
デザインコンペ等受賞者
芸術系(絵画・アニメ・音楽・ダンスなど)
※具体的な登壇者やタイムスケジュールは8月中旬を目処に発表いたします。