クリエイティブAIを提供するRADIUS5、アニメをリアルタイムで4K化できるメディアプレイヤー「Anime4K Player」をリリース
株式会社ラディウス・ファイブ（本社：東京都新宿区、代表取締役：漆原大介、以下 RADIUS5）は、アニメをリアルタイムで高解像度化して閲覧できるメディアプレイヤー「Anime4K Player」をリリースしました。 ▼「Anime4K Player」 URL：https://ja.cre8tiveai.com/anime4K
開発の背景
RADIUS5 は「人の創造性を最大化する」をビジョンに掲げて、クリエイティブやアニメ等のエンタメ分野に関連するAI を研究・開発する企業です。特にAIによる高解像度化技術では様々なエンジンの開発を行っており、アニメを4KにリマスタリングするAI や写真やイラストを高画質化するAI、人に特化して高画質化するAI、After Effectsプラグイン等をサービス化して参りました。
2020年にリリースしたAnimeRefiner では、VODやYouTube、映画等で放送するためのマスターデータを高品質に解像度を上げる取り組みを行って参りました。その活動の結果、アニメの高画質化技術に関心をもつ個人のお客様から自分が保有するアニメを高解像度化して見たいという声をいただくようになりました。
今回リリースしたAnime4K Player は、そういった個人のお客様に対して自宅で高画質なアニメを楽しんでもらうために開発をしました。
Anime4K Player 2つの特徴
(1) リアルタイム高解像度化
Anime4K Player は動画をリアルタイムで高解像度化可能なAIである「
Anime4K」をメディアプレイヤーのmpvに組み込んだ商品です。RADIUS5が開発をしているAnimeRefiner とは異なる技術を利用しています。アニメの高画質化の精度はAnimeRefiner ほどは高くありませんが、高いマシンスペックがなくてもリアルタイムでの高解像度化を行うことが可能となっています。
(2) 3種類のモードを提供
Regular、Super、Ultra の三種類の高解像度化モードを提供しています。PCのスペックに応じてモードを選択することで、快適にアニメを見ることができるようにしています。Regular、Super では、推奨環境に記載のマシンスペックがあると快適に閲覧することが可能です。Ultra を利用する場合は外付けGPUの利用を推奨します。なお、FullHD 以上のサイズの動画を高解像度化する場合は動作環境に限らず、外付けGPU が必須となります。
Anime4K Player の概要
・商品スペック
提供物： 動画プレイヤー（avi, mov, mp4, mkf 対応）
対応OS： Windows10 64ビット版, Windows11 64ビット版 ／ MacOS 10.15以降
・推奨環境
[ Windows ]CPU：Intel Core i5（第11世代〜）以上
メモリ：8GB以上
GPU：GeForce GTX1070以上 ／ ビデオメモリ4GB以上
[ Mac ]
CPU：Intel Core i5（第11世代〜）以上
メモリ：8GB以上
GPU：Radeon5300M以上 ／ ビデオメモリ4GB以上
・価格
Windows 版、または Mac 版：980円 / 1ライセンス
・販売サイトURL
https://ja.cre8tiveai.com/anime4k
会社概要
RADIUS5 では、「人の創造性を最大化する」というビジョンの元、クリエイティブやエンタメ関連のさまざまなAIサービスの開発に取り組んでいます。
2019年にAIプラットフォーム「cre8tiveAI（クリエイティブAI）」を公開し、これまでに写真やイラストを高解像度化する「Photo Refiner」やイラストを生成するAI「彩ちゃん」、全身イラストを生成する「彩ちゃん+」、有名画家風の絵画を生成する「Enpainter」、１枚の写真から動画を生成する「Moving Photo Refiner」、漫画の背景を生成する「Line Drawer」、写真をカラー化する「Mono Painter」、似顔絵を生成する「Portrait Drawer」、PNGを軽量化する「PNG Smallify」等、人物に特化した高画質化AI「FaceRefiner」等、様々なAIをリリースして参りました。また、アニメやゲームを4Kや8Kに変換するAI「AnimeRefiner」のリリースを行い、様々な業界での活用を進めています。
RADIUS5 では引き続きDeep Learning 技術の研究・開発を行い、人の創造性が最大化されるためのサービスの開発を続けて参ります。