海洋堂が人気現代美術作家・彫刻家のヤノベケンジ氏とのコラボでブロンズ彫像《狛犬宇宙少女立像》の原型を制作。3/29より大阪阪急うめだギャラリーにて展示されます。
造形メーカー・海洋堂は、京都芸術大学教授およびウルトラファクトリー・ディレクターを務める現代美術作家・彫刻家のヤノベケンジ氏とコラボレーションし、ブロンズ彫像《狛犬宇宙少女立像》の原型を制作しました。ヤノベケンジ氏が描いた絵本の1シーンとして描かれたドローイングを、海洋堂の造形師 ねんど星人(RYO) の技術と想像力によって3次元化したものです。さらにブロンズ彫像にすることで重厚感と高級感を醸し出しています。
この作品は、下記にて展示されます。
ヤノベケンジ「SHIP’S CAT展」
開催期間:2023年3月29日(水)~4月3日(月)
会 場:阪急うめだギャラリー 祝祭広場(阪急百貨店梅田本店9F)
開催時間:10:00~20:00(最終日は18:00まで)
入場無料
ヤノベケンジ氏プロフィール
日本を代表する現代美術作家、彫刻家。京都芸術大学教授。同大学内ウルトラファクトリー・ディレクター。1990年代初頭より、日本の特撮やSF、漫画、アニメなどサブカルチャーの美学を西洋中心だった現代アートの中に取り入れたパイオニアとして国内外で発表を続ける。社会的なメッセージが込められた、ユーモラスな造形は国際的に評価が高い。彫刻作品としての高い完成度に加えて、実際に装着したり、動いたり、巨大な作品をハンドメイドでつくる技能は、フィギュア業界からも注目されている。大阪中之島美術館にはヤノベ氏の人気作品「SHIP’S CAT」シリーズの一つである《SHIP’S CAT(Muse)》(2021)が恒久設置され、多くの人々から親しまれている。《狛犬宇宙少女立像》は、三木道三と共作した絵本『SPACE SHIP’S CAT Zitto & Gatito』に登場する出会いのシーンがモチーフになっている。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません