【新ブランド】伝統工芸品を世界に販売するECサイト「BECOS」が 印伝の山本|甲州印伝の取り扱いを開始

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株式会社KAZAANA(本社:東京都中央区、代表取締役社長:樫村健太郎)が運営するECサイト「BECOS」は、10/5(木)、『印伝の山本|甲州印伝』の取り扱いを開始しました。伝統工芸士が手掛ける美しい色と、漆と鹿革が作り出す独特の風合い。印伝の伝統技術を活かしながら、新たな表現にも取り組んでいるブランドです。

■印伝の山本の歴史

創業者の山本金之助は、甲府の上原商店(現:印傳屋上原勇七)で働き、印伝の技術を習得しました。

しかし、第二次世界大戦中におこなわれた鹿革規制や、自らの出兵により、一旦甲州印伝の道から離れます。

戦後、空襲によって焦土と化した甲府に戻った金之助は、印伝で鍛えた技術力を活かして、東京のかばん製作企業の下請けを開始。

1955年に「山本商店」を創業します。

戦争によって消えてしまった甲州印伝の灯をよみがえらせたい。

金之助は下請けを続けながら、印伝の製作を再開します。

1987年、ついに金之助の長男・誠が後を継ぎ、社名を「印傳の山本」と改めます。

念願だった印伝専門の企業として新たなスタートをきったのです。

1996年、誠は甲州印伝の伝統工芸士(総合部門)の認定試験に合格。

金之助の技術を受け継ぎながらニーズの拡大と製造直販に励みます。

3代目の裕輔も、父の後を継いで伝統工芸士に。

講演会を実施して甲州印伝を広く知ってもらう活動や、ゲームやアニメとのコラボレーションを通して甲州印伝の魅力を発信しています。

■印伝の山本の特徴

「印伝の山本」の特徴は美しい色。

そのはじまりは金之助が徴兵時代に海外で見た色鮮やかな色彩でした。

戦後、世の中が明るくなってくると甲州印伝の需要も増え、金之助が作る印伝も多様化していきました。

生前「印伝はもっと明るい色で無ければ駄目」と言っていた金之助。

使われる色も増えていき、従来の印伝にない色で染められるようになりました。

3代目の山本裕輔は、昭和初期(1900年代前半)からある紫や、1990年ごろからある水色をはじめ、各色、多彩なグラデーションに挑戦しています。

印伝に使われる色は増え続け、今では30色200パターンの色と柄の組み合わせが可能。

これまでの技術を応用してさまざまな色を展開しています。

古いものにもう一度スポットをあて、新たに見直すことで、新しい発見が生まれます。

私たちはこれからも甲州印伝の伝統を受け継ぎ、未来へと繋げるべく、さらに技術の向上につとめてまいります。

 

https://www.thebecos.com/collections/inden-yamamoto

■印伝の山本のアイテム一例

【長財布】吟朧印傳 吟朧オリジナル | 甲州印伝 | 印伝の山本

ニホンジカの有効活用方策として、ニホンジカの皮を用いるプロジェクト「URUSHINASHIKA」。質の高い製品づくりと持続可能なシステムづくりに取り組んだ商品です。

長財布なのでお札を折らずに収納でき、小銭やカードもたっぷり収納できます。
墨黒のシックで落ち着いた色合いです。
シンプルな吟朧オリジナルの文様で、希少感もあり、プレゼントにもおすすめです。

 

生産地:山梨県
技法:甲州印伝
素材:鹿革、漆
サイズ (cm):W9.5 * D1.5 * H19

商品詳細:https://www.thebecos.com/products/s0241-001

 

【ワインバッグ】手提げバッグ | 甲州印伝 | 印伝の山本

2018年度 全国伝統的工芸品公募展 バイヤー賞受賞作品です。
山梨県の特産品であるワインを包み運ぶという試みに挑戦した、当社の意欲作です。

内側の生地には、槇田商店様に依頼した撥水加工済みの郡内織を使用しているため、開けたワインも安心して持ち歩くことができます。
ワインを持ち寄ってパーティーしたい時や、ワイン好きな方へのプレゼントにおすすめの商品です。

 

生産地:山梨県
技法:甲州印伝
素材:鹿革、漆、郡内織

サイズ (cm):W9.5 * D10 * H32.5

商品詳細:https://www.thebecos.com/products/s0241-019

 

■「BECOS|あなたの知らない Made in Japan と出会える場所」

https://www.thebecos.com/

 

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Posted by @PRESS