アニメーション作品『約束の森』~ヤマネ物語~ 8月17日(木)から一般公開開始
一般社団法人アニマルパスウェイと野生生物の会が製作した、世界で初めてのニホンヤマネを主役にしたアニメーション作品『約束の森』~ヤマネ物語~(9分29秒)が完成、2023年8月17日(木)から公開いたしました。本作品はクラウドファンディングによるご支援で製作しました。
アニメーションは公式ウェブサイト上から見ることが出来ますが、ご使用に当たっては事務局にお問い合わせをお願いします。
『約束の森』~ヤマネ物語~ https://www.animalpathway.org/anime/
■『約束の森』~ヤマネ物語~とは
ヤマネやヒメネズミたちが森の動物の視点から、人間によって分断された現実に立ち向かう、感動と冒険に満ちた啓発的なアニメーション作品です。
この作品には、ベテラン声優の新井里美さんや中川亜紀子さんをはじめとする豪華な声優陣が出演しており、さらに佐東充さん、夏代めぐみさん、梅田朱里さんなども参加し、作品に深みと魅力を与えています。
「約束の森」は、大自然の森に住む樹上性野生動物たちの新たな冒険を描くファンタジックなアニメーションです。ヤマネを主役に、八ヶ岳の森からインスパイアされた架空の森で繰り広げられる不思議な物語です。森の動物たちが分断された環境で新たな冒険に挑む姿を通じて、自然保護と環境問題に対する啓発を掲げています。
この作品では、森の分断と森の動物たち(可愛らしいヤマネ、ヒメネズミ、リスたち)が新しい冒険に挑むお話が織り交ぜられて、自然保護と野生動物の環境問題についての大切なメッセージを、大人にも子供にもわかりやすく、優しく伝えることを目指しています。
■アニメーションの特徴
道路で分断された森と、ロードキルに悩む樹上性野生動物たちの視点から、ファンタジックな森での冒険を描いたアニメーションです。可愛らしいキャラクターたちが、分断された自然環境に立ち向かい、困難を克服する姿を通じて、環境問題への意識を高めるメッセージを伝えます。
■主人公のヤマネ
アニメの主役である少年ユヅキは、学校帰りに見かけたダブルレインボウの端を追いかけるうち、森に迷い込み、虹色の洞を発見、吸い込まれてしまう。気が付くと、自分がネズミのような動物に変身していることを知る。その間もなく、フクロウの攻撃を受け、道に飛び出すと大きなライトにさらされる。樹上へ逃れたユヅキは同じヤマネのネルに会って、初めて自分がヤマネであることを知る。ネルの話でこの道路で知り合いのリス君が轢かれ亡くなったことを知り、昔は行き来できた向こうの森へ渡る方法を訊くために、森の長老に話を聞きに行こうと、冒険の旅へ。
■啓発アニメーションとしての意義
「約束の森」は、単なるエンターテインメントだけでなく、環境問題への啓発を目指しています。現実世界で道路や開発が野生動物たちの生息地を分断してしまう問題とその解決策のひとつを、ファンタジックな世界で描くことで、視聴者に自然保護の重要性を思い起こさせます。
「約束の森」に込めた思いについて会の代表は次のようにコメントしています。
「私たちは、野生動物たちの困難な現実と自然の美しさを同時に伝えることで、視聴者に感動と共に環境問題への理解を広めたいと考えています。アニメーションの力を借りて、持続可能な未来への一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。」
「約束の森」は、視聴者に感動と興味を持っていただけること間違いなしのアニメーション作品です。自然と野生生物への思いを胸に、我々の大自然を守るための一歩を共に踏み出しましょう。詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。
【製作情報】
原作 :大竹一美(ApWA)、清水アイ(漫画家)
「いのちをつなぐふしぎな森の大冒険」
監督 :石川直哉
作画、美術 :兎村銀(作画監督)、藤城勇介(美術監督)、大木奈翁、
tetsu、かわとら、宙色画房、伊藤奈々子
アニメーション制作:自治体アニメ株式会社
監修 :湊秋作、饗場葉留果(一般社団法人ヤマネ・いきもの研究所)
プロデュース :吉田三恵子(ApWA)
声の出演 :ユヅキ 新井里美|ネル 中川亜紀子|
マツジイ・ユヅキ(大人) 佐東充|セイナ・女の子 夏代めぐみ|
男の子・女性スタッフ 梅田朱里
キャスティング :株式会社コトリボイス
音楽 :森田俊輔
タイトルデザイン :うりも
(C) 2023 Animal-pathway & Wildlife Association All Rights Reserved.
推薦 :北杜市、北杜市教育委員会
助成 :公益信託経団連自然保護基金 公益信託大成建設自然歴史環境基金
支援 :クラウドファンディングにおける240名のご支援者の皆様
製作 :一般社団法人アニマルパスウェイと野生生物の会
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