RADIUS5、AIでアニメをリアルタイムに高画質化できるChrome 拡張機能をアップデート
クリエイティブAIを提供する株式会社ラディウス・ファイブ(本社:東京都新宿区、代表取締役:漆原大介、以下 RADIUS5)は、YouTube やAbemaTV、ニコニコ動画 等のアニメ作品をリアルタイムで高解像度化して視聴することができるChrome 拡張機能「AnimeSR」のバージョン0.0.2をリリースしたことをお知らせいたします。
「AnimeSR」の主な特徴
・無料で利用可能
・リアルタイムでアニメ映像を高画質化
・様々なVODサービスに対応(DRMで保護されているサービスを除く)
「AnimeSR」ver.0.0.2 の主な変更点
v0.0.2では以下の機能の追加と改良を行いました。
1.パワースライダーの改良
ご自身のコンピュータの性能に合わせて高画質化の強さを調整することができます。ユーザーのPC性能に合わせて、パワーの調整が可能です。
・パワースライダーの選択肢を追加・削除できるようになりました
デフォルトのパワースライダーと動画処理フローがニーズに合わない場合は、パワースライダーの選択肢をカスタマイズしたり、動画処理フローを追加することもできます。処理前の動画の画質やコンピュータの性能に応じて細かく設定することで、最適な視聴体験を実現可能です。
・ショートカットキーでパワーを調整できるようになりました
全画面でアニメを視聴する場合は、カスタマイズ可能なショートカットキーを使って「AnimeSR」のオン / オフの切り替えやパワーの調整などを簡単に行うことができます。
2.シェーダーの追加
以下のシェーダーを追加しました
・Anime4kRestoreM
・Anime4kUpscaleM
・Anime4kRestoreL
・Anime4kUpscaleL
・Anime4kRestoreVL
・Anime4kUpscaleVL
・Anime4kRestoreUL
・Anime4kUpscaleUL
3.改善と不具合修正
・AnimeSRがオフの状態でも、コントロールページでパワーやFPSウィンドウなどの設定を調整することができるようになりました。
・ブラウザの制限により利用できないページ(例えば、「chrome://」で始まるページ)では、コントロールページに「AnimeSRはこのページでは利用できません」というメッセージが表示されます。
・処理した映像の画素数が大きすぎてGPUの制限を超えた場合に映像の表示サイズが異常になる不具合の修正。
・コントロールページを開いた状態でショートカットキーを使用すると、コントロールページの内容が更新されない不具合の修正。
chrome ウェブストア「AnimeSR」
URL : https://chrome.google.com/webstore/detail/animesr/cdfiafaacidaajjiihapfdkbmdgckgmk?hl=ja
「AnimeSR」サポートページ
URL : https://radius5.notion.site/AnimeSR-01544913ef954470a735ee2b237a454c
「AnimeSR」とは
「AnimeSR」は、軽量な高解像度化 AI モデルを組み込んだChrome 拡張機能です。利用者の好みやマシンスペックによって、高画質化の強さを変更してアニメを視聴することができます。なお、高解像度化の強度が強いほど、高いマシンスペックが必要となります。 ブラウザ上で動くAIは軽量化が求められるため、「AnimeSR」は弊社既存のアニメ高解像度化モデル「AnimeRefiner」とは異なるAI技術を用いて開発しています。アニメの高画質化の精度は「AnimeRefiner」ほどは高くありませんが、高いマシンスペックがなくとも、リアルタイムでの高解像度化が可能となっています。
現在、YouTube やAbemaTV(生放送以外)、ニコニコ動画等に対応しています。DRMで保護されているVODサービスについては現在未対応となっています。
また「AnimeSR」は、アニメをより良い視聴環境で見られることを通して、日本のアニメ文化を発展させるために開発をしています。ダウンロードや高解像度化等、すべて無料で提供しております。皆さまの寄付により、性能を向上させたりChromeのアップデートに対応したり等、継続的に「AnimeSR」の提供が可能です。ぜひ寄付のご検討をお願いします。
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