アニメーションやイラストなどの画像をブロックチェーンに 直接保存するFully On-chain Generative NFTとして 作成するサービスを株式会社Culture Connectと共に開始
一般社団法人シンギュラリティ・ソサエティ(所在地:東京都渋谷区、代表理事:中島 聡)は、代表の中島聡が開発したFully On-chain Generative NFTの技術を応用し、株式会社Culture Connect(所在地:京都府京都市、代表:風早 完次)と協力して、アニメーションやイラストなどの画像をFully On-chain Generative NFTとして作成するサービスを2023年3月29日に開始しました。
通常、ブロックチェーン上に画像を保存するには1つ1つエンジニアがスマートコントラクトと呼ばれるプログラムで記述する必要があります。この際、画像をブロックチェーンに保存しようとすると、そのデータが大きいほど、デプロイには莫大なコストが掛かります。このようなコストを削減するため、一般的には画像をドット絵にして保存するなど、簡単な画像のみがブロックチェーン上に保存されています。
クオリティの高い画像のNFT化にはこのような費用を削減するため、WebサーバやIPFSなどの分散ファイルシステムの保存し、ブロックチェーン上にはその画像のURLのみを保存するようになっています。結果、NFT提供者が画像を保管しているWebサーバを解約する、あるいはIPFS上から画像ファイルが無くなると、NFTが参照している画像が消えてしまうため、NFT所有者が購入したNFTのアートの恒久的な保有は担保されていません。Fully On-chain Generative NFTは、この課題にスポットを当て、アニメーションの画像や、イラストレーションのような複雑な画像でもブロックチェーン上に安価に保存できるようにしました。一般的なURL参照型のNFTとは異なり、Fully On-chain Generative NFTは、ブロックチェーン上にNFTとして購入した画像そのものが存在するため、Ethereumが動作してればNFT購入者は、永続的にそのNFTアートを保有できます。
このようなNFTアート保有についてのリスクについて、残念ながらクリエイターの方に十分理解されているとは言えない状況です。そこで一般社団法人シンギュラリティ・ソサエティは、このFully On-chain Generative NFTを展開するに当たり、日本及び世界におけるアニメーション作品のライセンスに長い経験を持つ風早 完次が代表を務める株式会社Culture Connectと協業することで、日本に留まらず、世界のアニメーションやイラストを、Fully On-chain Generative NFTとして展開することにしました。
今回の協業開始にあたり、一般社団法人シンギュラリティ・ソサエティと株式会社Culture Connectは、アニメーション会社、イラストレータから広くFully On-chain Generative NFTとして展開する作品を募集します。
当面はアニメーション作品あるいは絵本などとして、一定の認知がある作品に限定して受け付けます。
ご不明な点がございましたら、 info@cultureconnect.co.jp までお問い合わせください。
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