岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(愛称:空宙博) リニューアル5周年記念 「F-4 ファントム」の常設展示を開始します

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(岐阜県各務原市、以下「空宙博(そらはく)」)は、2018年3月24日にリニューアルオープンし、3月24日を「空宙博の日」としています。

今年リニューアル5周年を迎え、3月25日(土)から4月9日(日)までの間、航空宇宙分野の専門家による講演会や企画展を含むリニューアル5周年記念イベントを開催します。

また新たに、航空自衛隊岐阜基地で2021年に退役したF-4(通称ファントム)を常設展示します。

ますますパワーアップした空宙博の魅力をお楽しみください。

空宙博ロゴ

【日本の空を守ったF-4 ファントムが遂に空宙博へ!】

◆F-4とは?

米国マクドネル・エアクラフト社(現ボーイング社)が開発した機体で、「ファントム」の通称で知られています。1958年の初飛行以降様々な型が作られ、世界各国で長年使用されてきました。

日本では、輸入の際に仕様を変更し、「F-4EJ」として導入しました。

今回空宙博で展示する431号機は、レーダーなどを改修して防衛力を高めた「F-4EJ 改」の1号機です。

◆「F-4EJ 改」の性能

最大速度:約マッハ2.2

航続距離:約2,900km

全長  :19.2m

全高  :5.0m

翼幅  :11.7m

F4

【企画展】

◆企画展「ウェルカム, ファントム -空を守った幻影F-4EJ改ファントムII-」

F-4EJ改ファントムII431号機の展示経緯の解説や関連部品の展示、各務原市出身の空撮カメラマン赤塚聡氏による「F-4写真展」のほか、F-4の魅力を体験できるイベントを行う企画展を開催します。F-4関連オリジナルグッズも販売!

【期間】3/25(土)~6/5(月)

◆ミニ企画展

「ピンポイント・コンパクト・SLIM -日本、月へ。その先へ。-」

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が今年打上げを予定している小型軽量な月探査機で、月面へのピンポイント着陸技術の実現を目指すプロジェクトの目的や探査機の特徴等をパネルや映像で分かりやすく紹介します。

【期間】1/28(土)~5/8(月)

小型月着陸実証機SLIM (C)JAXA

【講演会(※要申込)】

◆講演会「最新の宇宙開発と今後について」

【講師】山崎直子(宇宙飛行士/空宙博アンバサダー)

【日時】3/25(土)14:00~15:00

【定員】300名

山崎直子 (C)NASA

◆講演会「博物館誕生秘話~航空機を後世に遺す~」

【講師】横山晋太郎(元航空技術研究所(現JAXA)職員)

【日時】4/1(土)13:30~14:45

【定員】140名

◆講演会「宇宙への挑戦(仮)」

【講師】宇宙飛行士(未定)

【日時】4/8(土)13:30~14:30

【定員】300名

【リニューアル5周年イベント オープニング式典】

【日時】3/25(土)10:30~

【場所】F-4展示前(空宙博内A3エリア)

◆テープカット

F-4の公開を記念したテープカット。

【出席者】古田肇岐阜県知事、浅野健司各務原市長、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 松井孝典館長、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館アンバサダー 山崎直子氏、F-4元パイロット、市内園児

◆水ロケット一斉打ち上げ

日本宇宙少年団各務原分団の作成した水ロケット20機の一斉打ち上げ。

【定員】20名

水ロケット(イメージ)

【リニューアル5周年イベント】

◆ラジオ公開生放送「MAG!C☆PRINCEのファントム☆フォーエバー」

F-4元パイロットと「MAG!C☆PRINCE」の永田薫氏 (岐阜市出身)、平野泰新氏によるF-4をテーマとしたトークショー。

※ぎふチャンラジオ「ときめきステーション ダブジェネカウントダウン」(12:00~16:00放送)の番組内で生放送します。

【日時】3/25(土)13:00~13:30

【定員】140名(事前申込・抽選)

MAG!C☆PRINCE

◆かがみがはらおさんぽマルシェ

アクセサリーやハンドメイド雑貨等の出店。

【日時】3/25(土)、26(日)10:00~15:00

かがみがはらおさんぽマルシェ

◆航空宇宙塾

宇宙に関するゲームや宇宙飛行士が行う訓練の体験。

【日時】3/26(日)10:30~11:30/13:30~14:30

【定員】30名/回

◆宇宙食の試食会

JAXAが認証している50品目の「宇宙日本食」の中から、いくつかの種類を実際に試食する試食会。

【日時】4/2(日)11:30~12:15

【定員】40名

宇宙食(イメージ) (C)JAXA

◆ラジオ公開生放送(エフエムぎふ)

空宙博において、航空&宇宙に関するクイズなどを交え、展示物や5周年イベントを紹介

【日時】3/29(水)13:30~16:00

◆ヘリコプター BK117 操縦席搭乗体験

新たに展示する搭乗用ヘリコプターBK117の操縦席への搭乗体験。

BK117は、欧州のエアバス・ヘリコプターズ社と川崎重工業が国際共同開発した中型双発機で、救急医療、消防・防災、警察、報道、人員輸送、物資輸送等で活躍するベストセラー機です。各務原市内で現在も製造されている縁の深い機体です。

※後部座席には常時乗り込むことができます。【日時】4/2(日)13:30~15:30

BK117

◆宇宙兄弟(アニメ)映画上映マンガ「宇宙兄弟」が始まる数年前のストーリーを描いたアニメ映画の上映。【日時】4/8(土)11:00~12:35、15:00~16:35

その他のイベント、講演会の詳細情報や申込については、以下、空宙博公式HPよりご確認ください。空宙博公式HP: http://www.sorahaku.net/

■参考:岐阜かかみがはら航空宇宙博物館とは

「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」は、国内唯一の本格的な航空と宇宙の専門博物館です。実機展示数は日本一。

1996年に開館以来多くの人びとに愛されてきた「かかみがはら航空宇宙科学博物館」が、岐阜県と各務原市の共同事業で3年半をかけて全面リニューアルし、「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」愛称「空宙博(そらはく)」として2018年3月24日リニューアルオープンしました。

空宙博

■アクセス

●所在地

〒504-0924 岐阜県各務原市下切町5丁目1番地

TEL     : 058-386-8500

FAX     : 058-386-9912

MAIL    : sorahaku@sorahaku.net

空宙博公式HP: http://www.sorahaku.net/

●鉄道・バス/名鉄各務原線「各務原役所前駅」下車、 ふれあいバス稲羽線・川島線「各務原役所前駅」停留所で乗車、

「航空宇宙博物館」停留所で下車。

●自動車/東海北陸自動車道岐阜各務原ICから約7km

→国道21号線を美濃加茂方面へ東進し、那加大東町交差点を右折

→那加大東町交差点から信号3つ目の上戸町交差点を左折

→次の信号交差点を左折

アクセス