世界中のコマ撮りアニメーションが120作品以上、上映される 「コマ撮りアニメーションフェスティバル Vol.0」8/18まで開催
コマ撮りアニメーションフェスティバル実行委員会は、文学とアニメーションをテーマにするミニシアター『Morc(モーク)阿佐ヶ谷』(所在地:東京都杉並区阿佐谷北2-12-19-B1F、URL: https://www.morc-asagaya.com/ )にて、2022年7月1日(金)~8月18日(木)の期間で、国内外の長編から短編作品集など、パペットやクレイ、半立体、切り紙、さまざまな表現方法でつくられた“コマ撮り”アニメーションの特集上映をします。
■「コマ撮りアニメーションフェスティバル Vol.0」開催の背景
1コマ1コマ少しずつ動かし撮影し、あたかもモノが動いているかのように見せるコマ撮りアニメーション。CG全盛期の今、この古典的な表現に、日本のみならず、世界中で今なお新しい作家が生まれ、新しい作品が生み出されています。そんな魅力溢れる作品たちを是非、劇場で上映したいという思いで、世界中からコマ撮りアニメーションをMorc阿佐ヶ谷に集めました。
■「コマ撮りアニメーションフェスティバル Vol.0」について
120本を超える作品の中には、日本初公開のエストニアの作品集や日本一大きなスタジオ「ドワーフ」の作品集、東京藝大の学生作品も。7月30日、31日には、日本を代表するコマ撮りアニメーション作家によるトーク&ワークショップも開催します。
■開催概要
フェスティバル名: コマ撮りアニメーションフェスティバル Vol.0
開催日時 : 2022年7月1日(金)~8月18日(木)
会場 : Morc阿佐ヶ谷
(東京都杉並区阿佐谷北2-12-19-B1F)
アクセス : 中央総武線「阿佐ヶ谷」駅 北口から徒歩3分
チケット(税込) : ・一般 1,200円/学生・シニア 1,000円/
会員 800円(※一部を除く)
・【回数券】 5回券 2,900円/3回券 2,100円
・【おやこ券】 1,300円(子2人1,500円)
・【フリーパス】10,000円
主催 : コマ撮りアニメーションフェスティバル実行委員会
公式SNS : https://twitter.com/stopmo_anifes
<主な上映作品>
(1)海外から:エストニアNukufilm作品集、韓国短編アニメ、ユーリー・ノルシュテインとロシア作品
60年以上の歴史を持つエストニアの人形アニメーションスタジオNukufilmから、全13作品を3つのプログラムに分けて上映します。韓国からは、韓国の“今”を体感できる短編8本を上映。ロシアからは「アート・アニメーションの神様」として世界中のアニメーターからリスペクトされるユーリー・ノルシュテインの代表作を含む6作品と、チェブラーシカが初登場となった1969年の作品「ワニのゲーナ」を含む6作品を上映します。
(2)日本の巨匠と新たな作家:ドワーフ、I.TOON伊藤有壱氏、眞賀里文子氏、藝大生作品集、アート・アニメーションのちいさな学校卒業生作品集
日本一大きなコマ撮りアニメスタジオ、ドワーフの短編6作品と「こまねこシリーズ セレクション」のエピソード7本を上映します。
I.TOONを率いる伊藤氏のライフワーク「ハーバーテイル」を含む6作品上映と、伊藤氏が教授を務める東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の学生作品も上映。
「シン・ウルトラマン」にも強く影響を与えた眞賀里氏の1,000本を超える作品からは、「ミス・ビードル号の大冒険」と「遣唐使ものがたり」、そして日本のCM作品とアメリカ作品のクリップ映像を上映!また、眞賀里氏が講師を務める「アート・アニメーションのちいさな学校」14年間のベスト集成も上映します。
(3)コマ撮りアニメーション古今東西
世界で最も有名なアニメーターの1人、ヤン・シュヴァンクマイエルの作品から初期の長編作品「アリス」を含む3作品上映。人形劇「三国志」など世界的にも評価の高い川本喜八郎氏の遺作となった「死者の書」、重いテーマに川本氏が挑んだ「蓮如とその母」の2本を上映。
その他、細川晋氏による失われた王冠を探す旅物語「DINO!」や、イギリスのスタジオ、アードマン・アニメーションズによる「映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!」。アメリカのスタジオ、ライカによる「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」、堀貴秀氏が7年の歳月をかけて1人で完成させた作品「JUNK HEAD」なども上映します。
【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】
コマ撮りアニメーションフェスティバル実行委員会 窓口
TEL:03-5327-3725
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