日本人はもっと自分らしさを出していい―そう語るイタリア人精神科医が日本で活動する経緯とは? 『イタリア人の僕が日本で精神科医になったわけ』5月17日発売!
株式会社イースト・プレスは、2023年5月17日にコミックエッセイ『イタリア人の僕が日本で精神科医になったわけ』(原作:パントー・フランチェスコ/漫画:野宮レナ)を刊行します。メディアでも話題のイタリア人精神科医、パントー・フランチェスコ氏。生粋のイタリア人ながら、日本を好きになり来日し、日本の医師国家資格を得て、日本人の心を治療する立場になった経緯とは? ひたむきな心で夢を叶えた半生を描きつつ、実際のカウンセリング事例から、外国人だからこそ見える日本人の心の特性をひもときます。どうしたら日本人が心を軽く生きられるか、そのヒントが見えてくる1冊です。
『イタリア人の僕が日本で精神科医になったわけ』5月17日発売!
生まれも育ちもイタリアの精神科医、パントー・フランチェスコ氏。数々のメディアに取り上げられ、アニメ療法、引きこもり研究など、日本人の心に根付いた活動が注目されていますが、まず最初に
「どうしてわざわざ日本で精神科医になったの?」
という素朴な疑問が浮かびます。
答えは単純なようでいて、決して単純ではない彼の幼少期の体験や、心の奥底にあり続けるマグマのような情熱が垣間見えるその半生を、コミックエッセイという形で描いた本作。
周囲になじめない幼少期を送ったイタリア人の少年が、ある日魅了された日本のアニメ。生きる力を与えてくれたそのアニメの魅力は、それが作られた日本という国への興味へとつながり、いつしか日本で暮らすことを夢見るように。ひたむきな努力と情熱でチャンスをつかみとり、日本へやってきたパントー氏が初めて直に見た、満開の桜の美しいこと――。
様々なことに感動しつつ日本を純粋に楽しむ彼の姿は、日本では当たり前のことが、海外では当たり前ではないことにも気づかせてくれます。
◎プロローグ
こんなふうに彼の大好きな漫画で描かれるのは、これまでの紆余曲折の経緯と、日本人の心の特性が見えるカウンセリング事例。それぞれの事例では、日本人が陥りがちな症状とともに、それらを緩和させる考え方やメソッドも描かれ、似たような経験のある誰もが少し心を楽にして生きられるヒントにもなります。
良くも悪くも真面目な日本人は、とかく自分自身を責めがちですが、もっと自分の心に素直に、もっと楽に生きていいのです。自分らしく、健全なエゴイズムを持って――そう優しく教えてくれるパントー医師。彼のカウンセリングを受けているような疑似体験も味わっていただける内容です。
日本に生まれた自分を見つめ直したい時、視野が少し狭くなってしまった時、日常を違う価値観で見てみたい時、そんな時に読んでいただけたら、本作が何かの気づきになるかもしれません。読者のみなさんが、パントー氏の想いとともに、ご自身の心にふれるきっかけにしていただけたら幸いです。
◎もくじ
◎書影
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定価/1200円(税別)
判型/A5判 頁数/144ページ
発売/イースト・プレス
ISBN978-4-7816-2198-2
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*書籍リンク:https://www.eastpress.co.jp/goods/detail/9784781621982
*おためし読み:https://matogrosso.jp/serial/italia-japan_01-165/
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