湯浅政明監督によるアニメ映画『犬王』特報映像が公開!メインキャストに「女王蜂」アヴちゃん、森山未來らが決定

湯浅政明監督による劇場アニメーション映画『犬王』の特報映像が公開された。また、メインキャストも発表され、ロックバンド「女王蜂」のボーカルであるアヴちゃんと、俳優の森山未來が主演声優として参加する。あわせて、当初の2021年公開予定から変更し、2022年初夏に上映時期が決定したことも発表された。

同作は、映画『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』などの湯浅政明監督が手掛ける作品。原作は、古川日出男氏の『平家物語 犬王の巻』。
室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師の犬王と琵琶法師の友魚が友情で結ばれ、歌と舞で人々を熱狂させていく姿を描いたミュージカル映画。

公開された映像では、室町時代の世を歌と音楽でセンセーショナルに描いている。

出演者、製作者コメント

・アヴちゃん(女王蜂):犬王役
普段女王として生きているわたしが、今回「王」として生きる機会をいただきました。『犬王』。真っすぐに、運命の映画だと言い切ることができます。ああ! 来年をおたのしみに!

・森山未來:友魚役
現存する能楽が確立される前なのだから自由な発想で演じられていい、という考えのもとに湯浅監督が生み出したぶっ飛び能楽アニメーション『犬王』。琵琶法師、友魚として、これまたぶっ飛んだアヴちゃん演じる、艶やかな犬王に寄り添う。必然、ジェットコースターのような現場でした。世界最古のミュージカルと言われる「能楽」の豊かな可能性を感じられる映画になっているのではないでしょうか。

・大友良英:音楽
正直に書きます。湯浅監督の具体的なのか抽象的なのかさっぱりわからない無茶苦茶な注文と、素人目には何が描かれているか皆目検討がつかないスケッチ段階の動画に翻弄されまくった3年間でした。でもただ翻弄され続けただけならとっくにやめてます。絵が立ち現れ歌や音ともに動き出したときの興奮と感動をいったい何度味わったことか。気づくと自分も『犬王』の世界にすっかり没入していました。とんでもない作品です。大傑作です!

・湯浅政明監督
二人の物語が多くの人に知られるとうれしい。室町時代にロックな演奏で歌唱で舞で、自分の生き方を貫き、宿命的な奈落から駆け上がって行った二人。映画は見てるだけで胸が熱く、あがるものになるはずです。オーパーツは至る所にあったはず。我々は多くの物語を知らなすぎる。彼らが認められ、称賛されることは、どの時代をも真直に生きる者たちが報われることだ。

作品情報

劇場アニメーション『犬王』
2022年初夏ロードショー

【あらすじ】
室町の京の都、猿楽の一座に生まれた異形の子、犬王。周囲に疎まれ、その顔は瓢箪の面で隠された。
ある日犬王は、平家の呪いで盲目になった琵琶法師の少年・友魚と出会う。名よりも先に、歌と舞を交わす二人。 友魚は琵琶の弦を弾き、犬王は足を踏み鳴らす。一瞬にして拡がる、二人だけの呼吸、二人だけの世界。
「ここから始まるんだ俺たちは!」
壮絶な運命すら楽しみ、力強い舞で自らの人生を切り拓く犬王。呪いの真相を求め、琵琶を掻き鳴らし異界と共振する友魚。乱世を生き抜くためのバディとなった二人は、お互いの才能を開花させ、唯一無二のエンターテイナーとして人々を熱狂させていく。頂点を極めた二人を待ち受けるものとは――?
歴史に隠された実在の能楽師=ポップスター・犬王と友魚 から生まれた、時を超えた友情の物語。

【スタッフ・キャスト】
声の出演:アヴちゃん(女王蜂)、森山未來
原作:『平家物語 犬王の巻』古川日出男著/河出書房新社刊
監督:湯浅政明
脚本:野木亜紀子 キャラクター原案:松本大洋 音楽:大友良英
総作画監督:亀田祥倫 中野悟史  キャラクター設計:伊東伸高   監督補佐:山代風我
作画監督:榎本柊斗 前場健次 松竹徳幸 向田 隆 福島敦子 名倉靖博 針金屋英郎 増田敏彦 伊東伸高
美術監督:中村豪希  色彩設計:小針裕子  撮影監督:関谷能弘  編集:廣瀬清志
音響監督:木村絵理子  音響効果:中野勝博  録音:今泉 武  音響制作:東北新社
歴史監修:佐多芳彦  能楽監修:宮本圭造  琵琶監修:後藤幸浩
アニメーション制作:サイエンスSARU
配給:アニプレックス、アスミック・エース

公式サイト:https://inuoh-anime.com/
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