グッズ販売と連動した、キャラクターとの出会いを演出するデジタル自動販売機を開発
リテールテイメントを実現するDNPの自動販売機について
ウィズコロナ時代に向けて新常態(ニューノーマル)の構築が進むなか、非対面・非接触での商品等の販売手法の開発や、販売場所の分散などが求められています。また、生活者が商品等を選択~購入~利用する体験の価値を重視した「コト消費」の強化も進み、楽しみながら買い物ができる「リテールテイメント」へのニーズが高まっています。
こうした社会的背景に対して、DNPは今回、情報表示用のディスプレーを搭載し、キャラクターグッズの購入時に、商品に応じた特典コンテンツの表示や、キャラクターとの合成写真が撮影できる自動販売機を企画・開発しました。また、購入時のディスプレーに表示された2次元コードをスマートフォン等で読み取ることで、撮影した写真が自分のスマートフォンに転送されたり、バーチャルなイベントに参加できたりするなど、リアルとオンラインの連動によるリテールテイメントの実現を目指します。DNPはこの新しい自動販売機を、商品の販売元などに対して、独自の体験型コンテンツ等のサービスを付与した形で提供していきます。
【第一弾として大阪のアクションデパート心斎橋店に設置】
■設置概要
「アクションデパート心斎橋店」
(大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目8-3
運営会社:株式会社スモール・プラネット)
○設置日 : 2020年12月1日(火)
○営業時間 : 10:00~20:00
※新型コロナウィルス感染状況を鑑みて
当面は営業時間を短縮しています。
○WebサイトURL : https://shinsaibashi.parco.jp/shop/detail/?cd=026330
○販売商品 : 本自販機オリジナルのキャラクター雑貨
今後の展望
DNPは、本自動販売機を、“新しい購買体験を提供する無人ポップアップストア(期間限定店舗)”として広く展開し、常設店舗の新設や運営が難しい公共交通機関の構内やショッピングモールなどの商業施設を中心に、全国への設置拡大を推進します。
また、DNPは、VR(仮想現実:Virtual Reality)、AR(拡張現実:Augmented Reality)、MR(複合現実:Mixed Reality)など、現実と仮想空間の融合によって人々の体験価値を高めることの総称である「XR(eXtended Reality)」を活かしたコミュニケーションサービスを推進しています。今回開発した自動販売機についても、XR技術によるコンテンツサービスと組み合わせることで、「モノ消費」から「コト消費」へと変化する生活者ニーズに合わせたサービスをさらに展開していきます。
FUN’S PROJECTとは
「DNPクリエイター共創サービス FUN’S PROJECT」は、コンテンツ文化の発展とクリエイティブ業界への貢献を目的に大日本印刷株式会社(DNP)が提供するクリエイター共創サービスの総称です。以下の3つのサービスを運営しています。
■FUN’S PROJECT COLLEGE ( https://college.funs-project.com/ )
イラストやマンガ、アニメーションなど、コンテンツの作り方をオンラインで学習できます。
■FUN’S PROJECT MARKET ( https://market.funs-project.com/ )
さまざまなグラフィックと多彩なグッズを組み合わせて、自分好みのオリジナルグッズが作れます。
■FUN’S PROJECT CHANNEL ( https://funs-project.com/ )
クリエイターを目指す人とコンテンツファンのための情報を発信しています。