アニメ・マンガコンテンツ向けの仮想通貨「オタクコイン」発行へ

アニメ・マンガコンテンツ向けの仮想通貨「オタクコイン」発行へ


 

アニメ・マンガコンテンツ向けの仮想通貨「オタクコイン」発行へ

9日、都内で日本のアニメ・マンガ・ゲーム等コンテンツが好きな世界中のファンに向けた仮想通貨「オタクコイン」の構想発表会が行われた。「オタクコイン」は、日本のポップカルチャーコンテンツの海外販売などを手掛けるトーキョーオタクモードが構想し、仮想通貨やセキュリティ、会計の専門家などで構成されるオタクコイン準備委員会が主体となり、非中央集権的に運営するシステムの検討を重ねている。

同仮想通貨は現在世界で数億人規模といわれる日本のアニメ・マンガ・ゲーム等の日本のポップカルチャーのファン向けの「コミュニティー通貨」として発展させることを目指しているそうで、総数1000億枚のうち、全体の39%をオタクコイン財団が運営費に使うために確保し、56%はコンテンツ制作会社に提供する資金へ、残り5%は、アニメや漫画のファンに配信サイトへの登録や視聴の特典として今年の秋以降に配布する予定だ。

アニメ・マンガコンテンツ向けの仮想通貨「オタクコイン」発行へ

この仮想通貨を使うことで、提携店での買い物以外にも、アニメ・マンガ・ゲーム等の制作プロジェクトに資金支援を投票で決める仕組みを目指す。投票の方法としてはオタクコインの所有数に応じてそれぞれ得票数に応じて決めるといったことを予定しているそう。ファンからオタクコインが供与され、それを日本円と交換することで、制作費を調達できる仕組みだ。

日本のポップカルチャーは、地上波放送やDVD・ブルーレイなどの映像コンテンツ以外にも、最近ではネットでの動画配信、グッズ展開、コスプレやライブなどのイベントと、楽しみ方が多様化している一方、1社だけでは多様化に対応しきれないという現状があるという。その現状に合わせ、このオタクコインで小規模なアニメ制作会社などにも資金が集まりやすくなること期待しているようでトーキョーオタクモードの小高奈皇光CEOは「アニメコンテンツ、マンガコンテンツなどをサポートしたい」と意気込む。

また、違法配信や海賊版商品の対策も構想にあり、提携した動画サイト、ショッピングサイトなどで視聴や購入をした人向けにオタクコインを配布することで、付加価値による正規のサイトの活性化を狙う。小高CEOは「正規の支持をする人たちにオタクコインを配布したい」「(オタクコインを配布することで)正規のサービスに流れるという抑止力となれば」と明かす。

アニメ・マンガコンテンツ向けの仮想通貨「オタクコイン」発行へ

仮想通貨では最近、ルールや法律が未整備のために「新規仮想通貨公開(ICO)」がトラブルの元となっているが、オタクコインはこの信金調達方法は採用せずに、日本カルチャーファンにコインを無償配布という形をとる。また、現状では1オタクコイン=1円など定額制を想定しているが、将来的には価値が変動する可能性もあるとのことだった。

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